私の目標

My Goal

志賀 ちひろ
Shiga Chihiro
福島県いわき市立藤間中学校 3年
3rd Grade, Fukushima Iwaki Munincipal Fujima Junior Highschool

「亡くなった父にほめてもらうのが、今の一番の目標です。」この山中伸弥さんの言葉は今の私にとても共感できる言葉でした。
私は、東日本大震災の時、津波で母を亡くしました。私は、母に一番苦労をかけました。でも母は、優しく、時には厳しく私を育ててくれました。だから、そんな母が亡くなったという、受け止めきれない現実に、当時小学校六年生だった私はただただ涙を流すしかありませんでした。幾度となく流れてくる涙、朝起きても泣き腫れた目からは涙が流れていました。母にはもう会えない辛い現実と、これからの生活への不安で私の心はパンク寸前だったのを覚えています。そんな不安で押しつぶされそうな時に、追い風ををかけるように原発事故のニュースが流れ始めました。その時の私は、原子力発電所が自分の住んでいる福島県にあったことも知りませんでした。
そんな歴史的な大震災と原発事故から、月日が流れ二年が過ぎました。ですが、復興はぜんぜん進んでいないと私は思います。海のそばにはがれきの山があり、原発も収まっていません。
だから、私は思います。これからの日本を支えて、作っていくのは私たちなんだと。私たちが頑張らなければいけないと思います。だから私はこれからの日本を背負っていけるような大人になって、人の役に立つ仕事に就きたいです。私は将来、理学療法士になりたいと思っています。東日本大震災で、人の命というものを真剣に考えるようになりました。だから、命を直接救う医者になりたいと思った時期もありました。だけど、理学療法士は命だけでなく、体に障害を持った人の生活や人生も救えるのではないかと思いました。
なので私は、これから自分の夢に向かって勉強をたくさんして、山中伸弥さんのようにノーベル賞を取るとか、そんな大きいことはできないけれど、自分で決めた道を突き進み亡くなった母にほめてもらえるような、立派な大人になるのが今の私の一番の目標です。

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中学3年生, 作文, 福島県いわき市立藤間中学校